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そもそも司法書士って何だろう?

法律といえば弁護士、裁判官、ドラマをよく見る人ならば検察官までを思い浮かべるかもしれません。しかし世の中には法律に関する資格がもっとたくさんあるのです。上の弁護士、裁判官、検察官は、いわゆる司法試験という難関試験を突破した人たちがなることの出来る職業ですが、司法書士はその難関試験に準ずる試験を突破してなることの出来る国家資格です。
これまでの司法書士の業務は、主に不動産登記や商業登記を中心とした代書業でしたが、近年司法書士業務の拡大に伴い、簡易裁判所における弁護士の役割を、司法書士が担うことが出来るようになりました。つまり司法書士の実力が国に認められ、一つ上のステージで活躍することが許可されたということなのです。
これにより、今後司法書士の認知度は飛躍的に向上し、敷居の高い弁護士事務所から司法書士事務所への法律相談が流れてくることも想定されています。企業の法律担当が弁護士なら、市民の法律担当は司法書士、という構図が出来上がりつつあるということに他ならないわけです。
司法書士の資格は毎年志望者数、合格者数共に増えており、今後も一定数まで伸び続けることが考えられています。一般的に司法書士よりも行政書士の方が知名度が広く、試験も司法書士試験よりも簡単なことから人気がありましたが、今後は司法書士試験の人気もさらに増えていくことが予想されています。

司法書士になるためにはどうすればいいの?

現在司法書士になるためには、年齢、学歴、性別等の特別な要件は無く、広く門戸が開かれています。今後医者や司法試験のように、医大や法化大学院を出ないと資格が取得できなくなる可能性もありますが、あったとしてもそれは相当先のことですので、その前にぜひ取得してしまいたいものです。試験科目は1次試験が憲法、民法、刑法、商法・会社法、民事訴訟法、民事執行法、民事保全法、不動産登記法、商業登記法、供託法、司法書士法の11科目で、不動産登記法、商業登記法については択一と書式の両方を解く必要があります。2次試験は面接で、これをクリアすることで、晴れて司法書士の資格を取得することが出来るのです。

司法書士試験の勉強について

上に書いてあるとおり、司法書士試験の出題科目は11科目と非常に多く、到底短期間では終えることが出来ないように思われます。
しかし実際に取り組んでみると、その量や求められる知識の深さについてはバラつきがあり、全てを終えてみるとこんなもんだったのか、と感じる人もいるかと思います。

つまりただ闇雲に勉強をしているだけでは、暗中模索のまま出口にたどり着けずに挫折してしまいますが、各科目がどの程度の量で、どの程度の質の知識を求められるのかを把握することが出来れば、司法書士試験は1年で十分に取得が可能な資格なのです。
よって自分はダメだと思う前に、一度予備校や入門書などを眺めてみて、現代の司法書士試験対策がいかに合理的に構成されているかを確認してみてください。きっと自分でもやれそうだ、と思えてくるはずです。

その他(年収・合格者の年齢・職業等)

資格取得を目指すのであれば、それ相応の見返りを求めるのは当然です。司法書士の年収は、平均して1200万から1600万円といわれています。これはその専門性から当然の数字であり、個人の努力次第で、これ以上に(逆にこれ以下にも)稼ぐことが出来る資格です。
また毎年の合格者の年齢層を見ると、その幅は非常に広く、下は20歳で上は60歳以上の人も合格しています。つまりどの年代からでもチャレンジでき、合格することの出来る法律資格が司法書士試験の魅力なのです。
合格者の出身職業を見ると、無職、司法書士事務所補助者、会社員の順番となっており、それぞれがだいたい3分の1ずつに分布しています。よって出身職業による優位性は多少あるものの、十分にカバーできることが分かると思います。
また学歴について見てみると、法律系学部出身の人間が40%以上を占めているものの、他は中卒、高卒の人や文系出身の人、理系の人など多種多様で、非常に様々な学歴が見られます。つまりこれまで法律を学んだことの無い人でも、十分法律出身の人間にアドバンテージを持つことが出来るわけです。

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